火災


電気・ガス等の設備機器は、説明書をよく読んでこまめに点検してください。
家庭用消化器はわかりやすい場所に設置してください。
コンセントのほこり、長時間さしっぱなし、プラグのねじのゆるみなどは、火災の原因となります。

バルコニー(落下など)


落下・転落の事故の多いところです。手すりのそばで子どもが遊んだりしないように注意してください。また、踏み台になるようなものは置かないでください。
鉢物、フラワーボックスや物置等の重量物を設置しないでください。重さに耐えられなかったり、何かのはずみで落下することもあり、大変危険です。

キッチン(火災)


コンロの周りには、紙類・油缶などの引火の原因になるような物を置かないでください。揚げ物を調理中に電話や来客があったときには、必ず火を止めてから離れるようにしてください。万一のため、キッチンには消化器を1本備えるようにしましょう。

車庫(一酸化中毒)


閉鎖型車庫(住宅に取り込まれた車庫)では、車のエンジンの始動時やアイドリング中に発生した一酸化炭素(CO)が充満しやすく、中毒を引き起こすおそれがありますので、必ず入り口を開放し、換気が十分行われる状態にしてください。
また、住宅内部とつながるドアや窓は必ず閉めて住宅内部に一酸化炭素等の有毒ガスが入り込まないようにしてください。

ガス(火災・中毒)


電ガス機具の使用時の換気・消し忘れなどにご注意ください。
ガスの引き込み管の埋設位置は必ず確認してください。特に後から工事を行う場合には注意が必要です。

天井(照明落下)


シャンデリアなどの重量のある照明器具は、重みで落下するおそれがありますので、天井の耐えられる重さを確認して取り付けてください。

揮発性有機化合物


家具などにはホムルアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)を含むものも使用されている場合があります。その強さや体質・体調・季節などの関係で、目に刺激を感じたり、匂いがしたり、頭痛などの不快感を覆えたりすることがありますので、換気を十分に行ってください。
新しい家具などからの揮発性有機化合物発生は、夏季に多いとされています。入居直後や夏場は、特によく換気してください。
万一、不快感等の症状が続くときは、すぐ医師にご相談ください。

その他


床や階段が滑りやすい材料の場合、床や出入り口に段差がある場合は、すべって転んだりつまずいたりする恐れがあります。また、フローリングに一部じゅうたんを敷いたりすると、すべり具合が異なり、つまずきの原因になります。
ドアが急に閉まって指や足をはさむことがあります。
家具やピアノなどは、地震の揺れで倒れたり、中のものが落下散乱することもあります。