住宅省エネ2023キャンペーンがはじまっています!
「住宅省エネ2023キャンペーン」とは、家庭部門の省エネを推奨するために、複数の省庁が連携して行う国の補助事業の総称です。
今回は特に住宅の断熱効果を底上げするリフォームの中でも「先進的窓リノベ事業」が大きな目玉となっています。
まずは全体像の整理です。
- こどもエコ住まい支援事業(新築・リフォーム)・・・国土交通省主幹
- 先進的窓リノベ事業(リフォーム)・・・経済産業省・環境省主幹
- 給湯省エネ事業(リフォーム)・・・経済産業省主幹
三光不動産ではすでに事業者登録をしており、補助金申請実績もございますので安心してお問い合わせください。
それではおすすめの補助事業から説明をしていきます。
先進的窓リノベ事業
この補助金は過去最大規模の上限金額が200万円、補助率は1/2相当となります。
弊社のすでに行った実績としては大きな一戸建てのご自宅の窓の断熱性を上げるリフォーム工事で約200万円(税抜き)でした。
そのため、工事にかかる費用の約半分が補助金で賄えることとなります。
工事の対象は、既存住宅の窓の断熱改修です。夏の暑さの75%は窓から入ってくるとのデータもあるので、ご家族が快適に暮らしたり、遠くに離れているお孫さんやお子さんが「毎年帰ってきたい」と思うようなおうちのリフォームができるかもしれません。
一戸建ての住宅でも、集合住宅でも申請可能です。一般のお客様も、賃貸を営まれている大家さんも利用可能な補助事業です。
- ガラスの交換・・・現在流通しているサッシに合っているかなど、加工など取り付けが難しい
- 外窓交換・・・現在のサッシに新しいサッシをかぶせるカバー工法、サッシごと外壁から取り外し新たに設置するはつり工法
- 内窓設置・・・インプラスなどとよばれる、新しい窓をサッシごと追加するイメージ
ガラスのサイズは極小サイズからOKで、性能に合う熱貫流率の窓を選んで設置します。ちなみに、性能の高い窓ほど補助が大きくなる仕組みです。
給湯省エネ事業
この事業は、高効率給湯器の導入費用の一部が補助されるものです。
例えば、
- 家庭用燃料電池・・・エネファームと呼ばれるガスから電気を発電し、その際発生する熱を利用してお湯や暖房にあてる機械です。
- ヒートポンプ・・・エコキュートと呼ばれる、外気を利用して熱交換器を通じてお湯を温める機械です。
- ハイブリッド給湯器・・・ヒートポンプとガス給湯器の両方を用いてお湯を温める機械です。
とくにエコキュートの寿命は最大で15年といわれています。
この機会に、ご自宅の給湯器、とくにエコキュートの買い替え更新がおすすめです。
こどもエコすまい支援事業
この補助事業は、開口部・躯体等の省エネ改修工事が対象となります。
例えば、ドア、窓の断熱化(窓の断熱は先進的窓リノベ事業で申請されるほうがお得な場合があります。)、外壁・天井・床の断熱、節湯水栓や高断熱浴槽などの設置いずれかが必須工事となっています。
5万円分の工事から申請が可能で、子育て世帯または若者夫婦世帯ではない一般世帯のリフォームでは補助金額は最大30万円となっています。(先進的窓リノベ事業と組み合わせる場合は2万円から申請可)
特徴は、上記の必須工事と一緒に任意の工事もできることです。
例えば子育て世帯向けの改修工事として、家事負担の軽減に資する設備の設置では、ビルトイン食洗器、レンジフード、浴室乾燥機、宅配ボックスの設置に補助金が出ます。
そのほか、バリアフリー改修工事、高機能なエアコンの設置と組み合わせることができます。
3つの補助事業が関連する少し難しい補助金となりますので、詳細はお問い合わせください。
私たちも実際のご相談や、事務局への相談を通じて確認していきます。
秋田の令和5年度のリフォーム補助金も予算化されています。
今年も子育て世帯(18歳以下の子ども2人以上と同居)で持ち家の方は最大で40万円(補助対象額の20%)の補助金が出されるとのことです。
それから、在宅リモートワーク環境整備にも補助金が出されます。例えば上記のリフォーム工事に加えてワークルームや書斎の内部改修(床、壁、天井) 、断熱化、通信設備の整備(インターネット 回線 、電気設備等)、建具改修、その他の造作工事(作り付け収納、家具等)など、自宅でリモートワークをするための環境を整備する工事が対象になります。なお、工事を伴わない設備機器パソコン、プリンター等の設置や置き家具などは対象外になりますのでご注意ください。
この機会に、まずは先進的窓リノベ事業から窓の断熱で、離れて住むご家族がいる場合も、もう一度、何度でも帰って集まりたくなるリフォームをしませんか?
三光不動産では、お見積りをご依頼いただいたお客様に粗品進呈中です。この機会にぜひお問い合わせください。